HOME     BBS     John-Hoon Blog     Profile&Mail

2007年05月11日

もう一つのジュンハ物語(1)

SBS「魔女ユヒ」HPに掲載された「魔女ユヒB-side story」
〜もう一つのジュンハ物語〜の連載を始めます。

「魔女ユヒ」よりおもしろい、とジュンハ(キム・ジョンフン)ファン
たちの間で話題になったJasmineyunさんの作品です。

「魔女ユヒ」もう一つのジュンハ物語(1)
0419_2_2college.jpg

  
  魔女ユヒ B side story (Junha story)
  作家 Jasmineyun on SBS bbs
  翻訳者 Pado & mimi




Chapter 1.

雨が降る日, ガラス窓を眺めるのはいやだ。
少しヘンな奴だと思われてしまうかもしれないが、
雨水がガラス窓にぶつかって描くその奔放な水かさの跡を見始めると、
仕事の手を止めて、しばらく、雨が描く模様に見入ってしまう。

僕の知っている友達の一人もデジタル時計が 11:11 になると、
こんな数字を見ると、その時間が12分になるまで眺めている
しかないと言ったことがある。
僕はしばらく本をおいて、そのまま眺めていた。

友達がいない人間を人々はとても可哀そうだと思うらしいが、
僕の場合には可哀そうだと思う必要はない。
僕はこちらへ向かった時から僕の意志で一人を選択した。
どうせ人々と一緒にである時間にも一人だということを悟ったから
一人が今更可哀想でさびしいと思ったりはしないのだ。
ただ、あのようにガラス窓に線を引いている雨の跡、
あの簡素な風景が彼女を思い起こさせるというのは別問題だ。

雨を見て、彼女を思う… まったくもう、どうしてこんなにも
古臭い連想をするんだろうか。

「98学番マ・ユヒです。経営学部です。」

騷騷しい、学校の近くにある汚ない居酒屋で彼女に初めて会った..
首のあたりで短くカットした髪に、黒い角ぶちの眼鏡、
やや小くてかすんで白い顔がちゃんと見えなかった。
僕の性格と似合わない奉仕サークルだったと思うが、一人足りないとサークル支援金を受けることができないと言われて入ったのだ。
高等学校の同窓でなければ入らなかったが、とにかく籍を置いたので
新入生歓迎会みたいな大きい行事にだけは顔を出していた。

新たに入ってきた少ない新入生の中で、あいつが目立っていたのはあたり前だったかもしれない。
外貌の質とは構わずに、皆、新入生なら当然持っているきらきらするオーラがあった。
澄ましているようだが、その事実はおどおどしている顔がもう
「サークルみたいなものに入るのではなかったわ」と物語っていた。
しばらくの間、皆が騒いでお酒を飲んでいる間、
僕は向かい側に座った彼女を観察した。
退屈しているのがすぐにわかるような姿だった。
もともと、今日は、ただ顔だけ出して、
すぐ授業の準備でもしに行くつもりだったが、
なんとなく彼女を置いたまま立ち上がるのがいやだった。
だから、焼酎の杯を前に置いて祭祀を執り行なっているような
彼女にいきなり言葉を投げかけた.

「僕はユ・ジュンハだ。」

誰が声をかけたのかしら?
というように、彼女が丸い目で僕を見上げた。
あの時、めがねの向こうにある彼女の瞳が少し大きいというレベルではなく、
「溺れ死ぬほど」大きいということが分かった。
僕は何だか、可笑しくて笑ってしまった。
目が大きい人は、臆病だという話って本当かも知れない。
こいつ、今、僕のことを恐れているんじゃないだろうか・・・
人間なら誰も持っている加虐的な心理が私の中でうずいた。
そうだ、もうちょっとからかってみようかな。

「入学してまだそんなにたっていないけど... お酒は飲めるの?」

「いえ、まだ本格的に飲んでみたことはないんです。」

自己紹介の時より、いっそう艶の無い声で答え、
丸く大きく見開いた目も普通の大きさに戻っていた。
そして、見えない障壁は、さっきより 5センチくらい高くなったようだ。

「僕とお酒飲むのに、賭けてみるかい?
先にギブアップした人が、相手の願いを聞くっていうのはどう?」

「ばかみたい。どうして、そんな賭けをするんですか?」

こら!先輩に向かっていきなりばかみたいだと... 何たる言い草だ。

「なぜだと言われれば、そこに賭けがあるからだ。」 

自尊心なら誰にも負けないような印象だ。
彼女がそんなタイプに見えたので、魔法をかけるように釣ってみようと思った。

「なぜ? 男には勝つ自信がないの?」

彼女の大きい瞳に、花火が上がっているのを見たような感じがした。
引っかかったようだ。
マ・ユヒという新入生は、自分の前に置かれた焼酎の杯を持ってイッキをした後、
僕を挑戦的に睨みながら空の杯を私に与えた。

本科に進学して、バイトと勉強を両立させる生活がだんだん負担に
なって大変だったせいか、
世の中は僕にとって勝つことができないゲームみたいだと感じていた。
すべてやめたいと感じた瞬間は、一二回ではなかった。
これからは必ず勝率が 100%であるゲームにだけ参加しようと決心していた。
そんな僕がいくらくだらない悪戯だと言っても
負ける確率が高いゲームを始めるはずがない。
この可愛い後輩との賭けは、
僕が自信を持って勝つことができる少ないゲームの中の一つだった。
彼女から、僕に空っぽになった杯が帰ってきた。
びくともしないような負けん気でいっぱいの甘い顔が僕を見ていた。
小さい口元は、少し神経質に閉ざされられていた。
僕は元々不真面目ないたずらが好きな性格ではない。
天に誓って、こういう「あほらしい」ことをやったのは
それ以前にもそれ以後にもなかった。

ユヒは可愛くて思わず触ってみたくなる子犬みたいだったので、
僕は無条件に彼女の柔らかい毛を撫でたかったのだ。

この記事へのコメント
mimiさん、今晩は。

もう一つのジュンハ物語(1)読みました!(^^)!

ドラマは、紙芝居状態でほとんどの回が見れなかったので、mimiさんの情報には本当に助けられていました。
最終回を終えて、色々と厳しい反響が多いようですね。
私的には、ちょい悪ジュンハ(ジョンフン)を楽しめたのでかなりOKでした!
(色々なシーンに萌え萌えしてみたりして・・・)

このside story、出だしの一行目から食い付いてしまいました。
こんな感じのお話、私はとても好きですわ〜(^^♪

作家の方が書いているんでしょうか?
一般の方だとしたら、凄い文才が有る方なんでしょうね〜尊敬いたします。

もしも出来る事ならば、このside storyで再演して欲しいくらい面白いです!!
既に私の頭の中では、勝手にジョンフンが演技していると言う妄想状態なのですが(笑)

続きがとても気になります!!!
次回もまた、UPよろしくお願いしますね。
Posted by ちび at 2007年05月12日 01:54
mimiさん、こんばんは。
リアル放送のときからすごくこちらのページには助けていただきました。ありがとうございました。
そして、このsideストーリーのご紹介!
ぞくぞくする文面です。
一瞬にして、吸い込まれました。
続きを楽しみにしていますね☆
Posted by rion at 2007年05月12日 02:14
Dear Mimi:
Thank you so much for modifying the translation and uploading the story to this blog. I really love this "Junha B-side story. " There are a total of 21 chapters in this story.
Posted by Pado at 2007年05月12日 10:18
みなさん:
みなさんの この「もう一つのジュンハ物語」についてのコメントを読みたいです。

この物語のおかげで、私は、ユ・ジュンハの考えと感情を理解できるになりました。。
私がこの物語をもっと読んで ジュンハをもっと理解していて、かれをもっと 愛しています 。

この物語に21章の合計があります。
読むのを楽しみ、心がこの物語に触れることを望みます。^^
Posted by Pado at 2007年05月12日 10:32
mimiさん、sideストーリーありがとうございます!
ジュンハソンベの心情を知る事が出来て、もう一度放送を思い返して楽しんでます。また楽しみにしていますので、よろしくお願いしま〜す^o^
Posted by mame at 2007年05月12日 23:26
こういうサイド・ストーリー好きです!
ユヒとソンベの出会いがTVでは描かれていなくて不満だったんです。学生時代の二人のストーリー重要ですよね。
これから描かれるジュンハの心模様期待しています♪
Posted by mayochan at 2007年05月13日 17:35
Even though the drama was over at last week, but a lot of unknow relationship in Dr. Liu & Chairman Ma even Yu-Hee.

Thank you to provide the background story which are so vividly . Thanks again.

Hope not bother , I love your blog very much .

Posted by Ping at 2007年05月19日 15:42
mimiさん、お久しぶりです〜

もうひとつのジュンハ物語。。。
タイトルに食いついてしまいました^^
ドラマ。。見たくても静止画ばかりを観ていた感じで
それも毎放送観れなくて。。。
ジュンハとユヒの出会いとか心の中とかもっとよく知りたかったのに〜
学生時代の絡みとかもドラマでは回想シーンしかなかったように思えて不完全燃焼だったので
こういうカタチで読んで行かれるのは、うれしいです〜
ホントに私の頭の中のイメージでは、ジュンハとユヒ自身が演じている・・・楽しいです〜。
Posted by sapyon at 2007年05月27日 09:42
mimiさん、すごーい!!
なんですかこれは☆超おもしろい☆是非に第二弾あったら載せていただきたいです♪いつもいつも楽しくて素敵な情報ありがとうございますです☆
Posted by かすみん at 2008年02月14日 16:08
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/41561854

この記事へのトラックバック



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。